加藤歯科医院

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PMTC

PMTCとは

PMTCとは、歯科医師、歯科衛生士が、様々な器具と 専用ペーストを使用して、
すべての歯面とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法のことで、
プロフェッショナル・メカニカル・トゥ-ス・クリーニングの略です

定期的にPMTCを受けると、プラークがつきにくくなり、
むし歯や歯周病の予防にとても効果があります


このように、本来PMTCは予防管理のための方法ですが、「歯のエステ」とも言われるように、
徹底的な清掃研磨により飲食物や喫煙などによる着色や黄ばみを除去しますので、
「キレイ」を維持するためにも有効です。

ただし、歯本体の色が白くなるわけではありませんので、合わせてホワイトニングなどの
審美治療を受けられると、あなたの歯をより一層白く輝かせることができます

歯磨きでは落とせない細菌集団「バイオフィルム」

むし歯や歯周病は、
プラーク(歯垢)が原因で引き起こされる疾患ですが、
最近、歯の表面に付着し成熟したプラークは、
細菌バイオフィルム」であることが分かってきました。

細菌バイオフィルムとは、 
「様々な種類の細菌が複雑に絡み合って、
細菌同士がお互いに生息しやすい環境を
作っているような状態」をいいます。

このフィルムは、
細菌が分泌するネバネバの多糖体に守られ、
強力に付着するため、

歯ブラシではなかなか取り除くことはできません
また、うがい薬などの効果もあまり期待できません

PMTCはこのバイオフィルムをはがしとる手段として、
最も能率的で効果的な方法です



PMTCの予防効果

  • むし歯予防効果
    定期的にPMTCを受けた人は、PMTCを受けたことのない人に比べ、
    70倍もむし歯になりにくいというデータがあります。
    (PMTCの提唱者・アクセルソン教授により行われた6年間の研究結果より)
  • 歯周病予防効果
    「自宅での歯みがき」のみでは、歯ぐきが下がってしまうのに
    対し、定期的にPMTCを受けた人は、歯ぐきが下がりにくい
    ということが分かりました。(PMTCの提唱者・アクセルソン教授
    により行われた6年間の研究結果より)

    さらに、歯周病の予防ができたことも報告されており、
    PMTCには歯ぐきの健康を守る効果があります。

PMTCの特徴

  • 柔らかい特殊な器具を使うので、痛みはありません。また歯を痛めることもありません。
  • 歯の表面がツルツルして爽快感と快適さを得られます。 
  • 定期的に行うと、むし歯や歯周病を、より効果的に予防することができます。 
  • PMTC直後にフッ素塗布を行いますので、歯質の強化に役立ちます。 
  • コーヒーやタバコなどによる着色を落とすことができ、自然な歯の白さが戻ります。

加藤歯科医院でのPMTC

  • PMTCを行うための器械や材料は様々な種類があります。
    それらを組み合わせ、あなたのお口の状態に最適なクリーニングを提供いたします。
  • ていねいに行いますので、所用時間は子ども30分、大人45分が目安です
  • 仕上げ磨きには、歯を構成している成分と同じ「ナノ粒子ハイドロキシアパタイト」を使用し、
    エナメル質表面のミクロの傷を修復し、歯の表面をつるつるで艶やかにし、プラークの付着を防ぎます


  • PMTC直後にフッ素塗布を行うだけでなく、
    さらにミネラルパックをしますので
    再石灰化しやすくなり歯質が強くなります

  • PMTCを継続することで歯の白さが持続します。(色素浸透抑制効果)

ホワイトニング後に赤色色素に歯を浸し、色素の浸透を比較


ホワイトニング直後の色素の浸透

PMTC後、色素の浸透抑制が認められる


定期的にクリーニングしよう

美しい口元や健康な歯を維持するには、
毎日のていねいな歯みがきに加え、定期的なクリーニングが必要です。

むし歯や歯周病を予防するポイントは、
プラークの増殖を抑制し、
歯や歯肉に悪影響を及ぼさないようにいつもコントロールすることです。

ご自分ではどうしても落とせない汚れを、私たち専門家がクリーニングします。
美容院や理容院に行くように定期的に受けられ、お口の健康を保ちましょう。

PMTCの手順

  • チェックと 歯石などの除去
    歯や歯肉の状態をチェックし、歯石や歯周ポケット内の
    プラーク(細菌バイオフィルム)を除去します。
  • PMTC
    1. プラークの染め出し
      染め出しを使ってみがき残しを確認します。
      (しないこともあります)
    2. 清掃 
      専用のペーストを塗り、
      清掃する部分に応じた特殊な器具や器械を使って
      みがき残したプラークを完全に除去し、
      歯の表面の着色も取り除きます。
    3. 仕上げ磨き
      ナノ粒子ハイドロキシアパタイトによる仕上げ磨きを行い、
      歯の表面をつるつるにし、プラークの付着を抑えます。
    4. フッ素の塗布など
      歯周ポケットの深いところには専用抗菌剤を注入し、
      歯面にはフッ素の塗布やミネラル補給を行ない、
      予防効果を高めます。

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